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5月の新池 生物調査
5月になると昨年と同じようにヒシの群生がスタートしました。

ヒシの実はこんな形をしています。






















ヒシの実から茎が出て、葉っぱが水面に出る全体はこんな形をしています。

4月に孵化した稚魚は、やはりフナで大きさは15mm前後でした。今年は沢山泳いでいます。

水面で背泳ぎしているのは、 コミズムシの子供でまだ白っぽく 3~4mmサイズです。

水草に隠れているのは、 ヒメマルミズムシ 2mmサイズです。

底を這っていたのは、 ヒルの仲間のようです。5~10mm(伸び縮みする)

池の周辺には、クロイトトンボが一杯飛んでいて、♂同士は縄張り争いをしていますが
中には運よくカップルになったものも見つかりました。

まだ羽化したてらしく、弱々しい飛び方の アジアイトトンボの赤色型♀を撮りました。

ハラビロトンボの成熟近い♂も飛び回り、♀の来るのを待っているようです。

田圃に行くと、シオカラトンボの成熟した♀が休んでいました。 (下記に注記あり)




                                                                         以上、ミジンコさん記
 

     (注記)
            はじめ、写真のシオカラトンボは♂♀不明となっていましたが、写真をアップして見ると、次の♀の特徴が確認できましたので、
            青白い粉(一般には、塩とも言われます。)を吹く前の若い♂でないことが判明しました。

          ♀の特徴

              ①複眼が黄褐色(♂は成熟すると青色になります。但し、♀でありながら青色になるものも稀に見ることが出来ます。)
              ②腹部の第8節にえらがある。(産卵のとき、水を飛散させやすいように横に膨らんでいます。)
              ③腹部先端の尾毛(尾部上付属器)が開いている。

              なお、この写真には写っていませんが、トンボを横から見たとき、♂の場合、腹部第2節に人間で言うおちんちんに相当する
              副性器があるため、膨らんで見えます。
              ♀の場合は、ないですから膨らんでいません。

              ちなみに、尻尾に見えるところは腹部になり、トンボの場合、胸のほうから第1~10節に分かれていて、
              何節が何色になっているなど、トンボの識別の際の重要な鍵になることが多いです。
              トンボの体の名称については、「神戸のトンボ」のココをご覧ください。
              それ以外でも、トンボの識別、生態などを知りたいときは、青木典司先生の「神戸のトンボ」は、信頼できて解かりやすいです
              から、ぜひ、参照されることをお勧めします。
 
                                                                               やまね追記            


# by higashiura-satoy | 2012-05-14 17:25 | 生物相 | Trackback | Comments(0)
草刈りしながらトンボの観察
       5月13日(日) 晴れ


       トンボ

               今日は水辺の草刈りです。
               みなさんが集まるまで、新池の畔でトンボを見ました。
               一番の狙いはトラフトンボ(エゾトンボ科、愛知県準絶滅危惧種)でしたが、ほどほどの距離からパトロール
               飛翔を見ることが出来ました。
               ↑ トラフトンボ♂の縄張り内のパトロール飛翔です。
               時間的なものもあったのか、♂は5頭いましたか、♀の姿はありませんでした。
               ちなみに、私が住む豊田市にはトラフトンボがほとんどいませんが、知多半島では各地で見ることが出来ます。
               ただ、どんな生きものでも生息環境が変われば消えてしまいますので、生きもののことをよく観察して、
               彼らが世代交代を続けられるように人間側が配慮することが大切です。
               そのときのポイントは、
                  ①どんな所で、何を食べているか。
                  ②休んだり、寝ている所はどんな所か。
                  ③繁殖は、いつ頃、どんな所で、どうやっているか。(子孫を残す)
               つまり、生きものが生きて行く上で、もっとも大切なことの「喰う、寝る、残す」ための環境を脅かさないことです。
               トンボは、翅がありますので、他所から持ち込みなどをしなくても、人間が上記環境を整えてやることで、
               時と供に増えて来ますので、辛抱強く環境整備をしましょう。
               ただ、周囲が余りにも悪すぎる場合は、来てくれる数も種類も限られますので、特定の場所の保護だけでなく、
               いろんな水辺への配慮が大切です。

               ↑ 新池の南西の畔にはキハナショウブ(外来種)が咲いていて、クロイトトンボが止まっていました。
               ↑ ♂(右)♀(左)連結したクロイトトンボもいました。
               クロイトトンボは、今の時期、新池で最も多く見られるトンボです。
               ↑ セスジイトトンボの若い♀です。
               ↑ セスジイトトンボの成熟した♀です。
               ↑ セスジイトトンボの成熟した♂です。

               ↑ アジアイトトンボの未成熟♀の赤色型です。 
                ↑ アジアイトトンボの成熟した♂です。
               ↑ 岸辺の草むらには、たくさんの浮かしたてのイトトンボがいました。
               写真のトンボはクロイトトンボの♀のようですが、距離があるのと、成熟してないため、はっきりは判りません。
               ↑ ホソミイトトンボの成熟した♂です。
               このトンボは、枯葉のような色合いで冬を越し、春の産卵期になると、このようにきれいな青い色になって
               繁殖のため、水辺に出てきます。
 
               ↑ ハラビロトンボの成熟間近の♂です。
               ↑ ハラビロトンボの若い♀です。
               ↑ こちらもハラビロトンボの若い♀です。
               ↑ ハラビロトンボが成熟し、お腹に白粉の吹いた♂です。
               ハラビロトンボの額には、青い金属光沢の斑があります。


               30ほどトンボを見させていただき、小屋のある広場へ戻りました。

               ↑ 長谷川さんの田んぼでは、田植えの準備が進んでいました。
               ↑ ミジンコさんや、森ん子さんたちの田んぼも、家族連れや、ボーイスカウトの人たちの参加もあり、
               モミ蒔きが行われていました。

               ↑ 戸田さんの田んぼの隅にいたハラビロトンボです。
               小さな水辺で3頭の♂が縄張り争いをしていました。
               彼らは、やがて木道のある水辺の方にも来る日が近いと思います。
               ↑ シオヤトンボの成熟した♀です。 ごろちんの森では、私は初めて見ました。
               ↑ 子どもたちとお母さんたちが造った水辺には、シオカラトンボの成熟した♂がいました。
               みなさんたちの努力が、将来、「トンボの楽園」へとつながります。


       オオスズメバチ

               ↑ 池の辺でトンボを見ていたら、オオスズメバチが近くにいました。
               広場や、遊歩道でも見ました。
               今の時期は、さほど攻撃的ではありませんが、刺激したり、近づいてきたとき、払ったりしないようにしてください。
               ↑ こちらは、セグロアシナガバチです。 巣材にするため、木柵の表面をかじり取っていました。

               なお、これからの季節、短パンに半そでの人が多くなりますが、野外には可愛い生きものだけではなく、
               ハチや毒蛇など、人間にとっては注意が必要な生きものもいますので、野外の場合、長ズボンと長袖シャツ               
               に帽子の着用が、より安全ですので、お父さん、お母さん、よろしくです。
               ↑ 水辺にはマムシもいました。
               自分の身を守るためにも、水辺へ行くときは長靴がいいですね。
               それと、蛇がいても、いじめたり、刺激しないでください。
               何もしなければ、相手は攻撃したりしません。
               ハチでも蛇でも、カブレの木などでもそうですが、怖がったり、遠ざけたりするのではなく、
               それらについて良く知ることが大切です。
               そうすることで、生きものたちとの共存も図られます。


               ↑ 水辺の草を少し刈っておきました。
               20日(日)も、9時頃から続きをしますので、都合のつく方は、応援に来てくださるとうれしいです。
               そのときは帽子や飲み物など、暑さ対策もよろしくです。


               ↑ 繁茂した竹林も、早く取り除き、二次林の再生を促しましょう。
               竹は、若いうちなら、柔らかく、取り除くのも楽です。
               キツネがいるからと残してある奥の部分も、今のうちに伐採しましょう。
               仮に子育てで使われていた巣穴があったとしても、今の時期なら、巣穴から出ていますから、
               他のより良い所へ移動しますので、問題ありません。
               お母さんキツネは、森へ入る人たちを、私たち以上に観察していますよ。
               あのままですと、森づくりが遅れるだけです。


                                                                          やまね




                     
# by higashiura-satoy | 2012-05-13 22:20 | 里山だより | Trackback | Comments(1)
5月の活動報告


今日と明日は田起こしをします。
ママと3才の子が参加してくれて、レンゲをあぜ道に移したりてんとう虫を見つけました。カエルがぴょこぴょこたくさんいるし、ミミズが出てきてびっくり。田んぼの横ではおしゃべりなヨシキリがずっとないてました。
明日も田起こしをして水を入れる予定です。思った以上に大人も子供も泥んこになるので、ぜひ着替えとタオルはご用意くださいね。
# by higashiura-satoy | 2012-05-12 20:36 | 作業計画と報告 | Trackback | Comments(0)
5月の活動日
5月は田植えがあるので活動日が変更します。

5月12(土)~13(日)10:00~
田起こしと草刈り


田起こしは、田んぼの土を上下にひっくり返します。
クワやスコップなどはありますが、数が少ないのでお持ちの方はご持参ください。

その後の予定
5月19(土)~20(日)=田んぼのしろかき
5月26(土)~27(日)=田植え

※5月6日(日)はお休みにします。


昨年の様子はこちらをご覧下さい。
http://hsatoyama.exblog.jp/15718779/

一緒に里山づくりをしたい方、活動に興味のある方は、ぜひおでかけください。
作業は多少早く始めたり、早めに終わったりするかもしれません。

東浦の里山について、詳しくは役場のHPをご覧ください。
→ 東浦自然環境学習の森



# by higashiura-satoy | 2012-04-26 18:46 | 作業計画と報告 | Trackback | Comments(0)
4月の新池にも春が
4月16日にいつもの場所で採水しました。
水の中には、魚卵が死にカビが生えたものが水草に沢山付着していました。
でも、1個だけ透明な1mm程度の丸いものを見つけました。拡大すると魚卵です。

翌日、水の中を良く見ると、卵とは別に3mm程度の稚魚がヘチに張り付いていました。

たぶん、フナの稚魚かと思いますので、育ててみます。他にはミジンコがいます。

飼育している糸トンボのヤゴが次々に羽化し始めました。


やらせの写真を撮りました

1日経過すると、真っ黒なヤゴは拡大するとこんな奴でした。


白黒縞模様のヤゴは羽化するとこんなでした。

薄茶色のヤゴはこんな奴でした。緑のヤゴはまだ羽化しません。

ヒドラもいました。
# by higashiura-satoy | 2012-04-19 00:19 | 生物相 | Trackback | Comments(0)
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