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2月の定点観察(新池の水生生物)

4月オープンに向けて、急ピッチで整備が進み、木道も出来上がりました。
里山も外観が大きく変化してきました。木道脇の池を拡げ、堰の補強作業のあとで、
新池フェンス際の浅瀬で落ち葉を掻き分け、水を掬うと小さなプランクトンが沢山いました。

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ケンミジンコ サイズは1mmで水面にウジャウジャ泳いでます。

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トビケラの幼虫です サイズは8mm 
腐った茎の中に蓑虫みたいに入っています。嫌がる奴を無理やり脱がせました。

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カゲロウの幼虫 サイズは5mm 魚のように素早く泳ぎます、でも距離は短くすぐ止まるのです。

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ツリガネムシ 白い球と茎状の単細胞で1個体0.2mmです。これが分裂して花のように群生しています。
白い球の先端は繊毛が生えて、水中の細菌を取り込んで食べます。
茎はスプリング状でビックリすると素早く縮み、ユックリと伸びて元に戻ります。

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チビミズムシ 4mmが1匹捕れました 
お腹に空気を抱えているので、枯葉に摑まって底に沈みます

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プラナリア サイズは5~10mmで伸び縮みします。 ナメクジの扁平形で頭部には目が2個あります。
半分に切ると2匹になる不死身な奴だそうですが、まだ実験はしていません。

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糸トンボのヤゴですが皮膚が硬そうな渋い奴で珍しいタイプでした 6mmサイズ
他のヤゴは捕れませんでした。何処に隠れたのか?
by higashiura-satoy | 2011-02-12 00:03 | 生物相
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